走行距離13万キロのヴィッツがカーセブンに3万円で売れた

ヴィッツからラパンに買い替え

ヴィッツは、結婚したとき妻にプレゼントした車です。プレゼントと言っても妻はペーパードライバーだったので、あまりいい車にはせず25万円ほどの中古車を購入。ピカピカでなく、くすんだ白色でしたが、まったく故障せず問題なく乗れていました。

しかし、7年程たったときエンジンから「カラカラ」と変な音がするようになり、アクセルを踏み込んでも力強さがなくなりました。とりあえず走行は問題なかったのですが、どうにも加速が遅い。

ディーラーに勤めている友人に相談したところ、「おそらくエンジンを交換しないとなおらない。状態のいい中古車があるから見てみないか」と言われたので、後日妻と見にいくことにしました。

紹介してもらった中古車は、スズキ・ラパン。白とピンクのツートンカラー、価格は63万円でした。状態もよく、軽自動車にしようと思っていたところだったので購入を決めました。

ヴィッツの売却先を探す

ラパンの購入を決めたので、ヴィッツの下取りをお願いしましたが、「走行距離13万キロでは値段がつかない」と言われました。当然だと思いつつも少しでも値段がつけばと思い、自宅に帰ってからダメもとで買取業者に査定してもらうことに。

ネットで近くの買取業者を調べ3件ほど電話しましたが、どこのお店も0円か、廃車費用がかかると言われました。やっぱりダメかと思っていたのですが、「一括査定サービス」というのを見つけたので、「これでダメならあきらめよう」と決めて申し込んでみました。

直後に、ガリバー、ラビット、カーセブンの3社から連絡がきました。ガリバーとラビットは車の状態を伝えると、「うちでは厳しいですね」という回答。カーセブンだけは「0円にはならなので見せて欲しい」言われたので、自宅で出張査定してもらうことになりました。

カーセブンに査定してもらう

結論から言うと3万円で売れました。カーセブンによると「安くて走行できれば買う人がいるので問題ない」とのこと。買取後は店頭販売し、売れなければオークションに出すそうです。オークションと言われてもイメージできませんでしたが、担当の方が誠実に見えたので売ることにしました。何より、0円かとあきらめていた車です。3万円は願ってもない額です。

担当の方と話が盛り上がり、車業界のことを色々教えていただきました。廃車にしている車でも、実は値段がつく車が多いそうです。10万キロ以上でも状態によってはまとまった値段がつく場合もあるとのこと。今回のヴィッツは、判断が別れるギリギリのラインだったそうですが。

まとめ

走行距離と状態から考えれば、売れただけで満足です。何も調べずに処分していたら廃車費用を払っていたかもしれません。その後、カーセブンの担当の方から「オークションで6万2千円で売れました」と連絡をいただきました。

今回の件を通して学んだことは、「下取り0円でも、買取であればいくらか値段がつく」ということです。乗り換えで購入したラパンも快調です。いい取引ができたと思っています。

廃車費用がかからなくてよかったですね。あきらめずに複数の買取業者に査定をしてもらったことで値段がつきました。車種や状態にもよりますが、走行距離10万キロ以上の車でも値段はつきます。

ヴィッツは人気のある車種なので、カーセブンとしては「走行距離が多くても売れるだろう」という計算ですね。買取業者はそれぞれ必要としているが異なります。自分の車を必要としている買取業者が見つかれば車が高く売れます。

ディーラーで値段がつかなくても買取業者で値段がつくという話はよくあります。買取業者はディーラーよりも販売ルートが多く、様々な手段で車を売ることができるからです。オークションはその中の1つですね。

廃車にしようと考えている方は、体験者さんの売り方を参考にされてみてはいかがでしょうか。

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車を売るときは、ディーラー下取りよりも買取りの方が高く売れることがほとんどです。

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