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自動車ローンを組む時は、固定金利にするか変動金利にするかを決める必要があります。住宅ローンなどを組まれたことがある方は、耳馴染みがある言葉かもしれませんが、そうでない方は「何それ、どっちがいいの?」となること間違いなしです。

住宅ローンと違い自動車ローンの場合は、固定金利と変動金利はそこまで重要な要素ではありませんが、どちらを選ぶかによってトータルの支払い額が変わってきます。景気の見通しに自信がある方は、返済額を安くできる可能性がありますので一緒に確認していきましょう。

自動車ローンの金利の種類

自動車ローンの金利は、固定金利・変動金利の2種類があります。

どちらの金利を扱っているかは、ディーラーや金融機関によりますので、多くの場合、自動的に選択肢が限られます。※両方扱っていて選べる場合もあります

まず、固定金利とは、返済完了まで金利が変動せず、ずっと同じままの金利を指します。仮に3%なら完済まで3%になります。

一方の変動金利は、定期的に金利が見直されるタイプの金利で、契約当初は2.6%と設定されていても、一定期間後には下がって2%や、反対に上がって5%になる可能性があります。

金利変更は、半年ごとに見直しされるのが一般的で、景気が良いか悪いかを元に金利が決まります。詳細な金利の決定は自動車ローンで利用する銀行や金融機関によって違ってきますので、契約書を確認する必要があります。

  • 固定金利 金利が変わらない
  • 変動金利 金利が変わる(不景気になるほど金利が下がり得になる)

変動金利は、不景気になるほど金利が下がり得になりますが、どこまでも下がるということはなく、多くの場合、1.2~1.3倍など上限が決められています。

また、変動金利があるのは銀行系ローンで、ディーラーローンは固定金利のみです。

固定金利と変動金利のメリット・デメリット

固定金利のメリット・デメリット

固定金利は金利が変動しないため、月々の返済額も変わらない点がメリットです。例えば月々の返済額が4万円だった場合、最後まで毎月4万円を返済することになります。

このため、返済計画を立てやすいのが最大のメリットと言えるでしょう。デメリットは、市場金利が下がる局面(不景気になる場合)において恩恵を受けられず、結果的に損をすることです。

変動金利のメリット・デメリット

変動金利は、市場金利に合わせて変動するのが特徴です。市場の金利が下がった場合は金利も下がるため、トータルの返済額を減らせるのがメリットと言えます。市場金利次第では、最終的な返済額が固定金利よりも少なくなる可能性があります。

デメリットは、金利の上昇局面(好景気になる場合)では、契約当初よりも金利が上がり返済額が膨れ上がりますので、金利の上がり方によっては返済計画の見直しが必要になります。

変動金利は景気が良くなるほど損をすることに…。

固定金利と変動金利で迷ったらどっちがいい?

自動車ローンの金利は、市場金利の影響を受けますが、急に変動することはめったに無いため、気にする必要はほとんどありません。自動車ローンは3年~5年掛けて返済するのが一般的なものの、変動金利も上限があるため、影響はほぼないといってよいでしょう。

固定金利と変動金利、どちらを選んでも返済期間が数年程度であれば、最終的な返済額に大きな差はありません。

返済計画をわかりやすくしたい方、毎月一定額ずつ返済したい方は固定金利を、返済額が多少変動しても問題ない方で、今後金利が下がると考えている方であれば変動金利を選ぶとよいでしょう。

  • 今度、日本の景気が良くなると思う方は、固定金利
  • 今後、日本の景気が悪くなると思う方は、変動金利

結局、難しくてよくわからない!という方は、固定金利をおすすめします。

住宅ローンのように30年であれば話は別ですが、自動車ローンは3年~5年の方がほとんどですので、気にしなくて大丈夫です。ローンを組む際は、固定金利・変動金利よりもローン自体の種類を何にするのか、また、今乗っている車があればどうやって高く売るかを考える方が重要です。

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