査定でマイナス査定される項目は非常に多いですが、一方でプラス査定となるポイントも少なくありません。査定は得点方式を採用している業者がほとんどですが、車の状態によっては減点よりも加点が多く、結果的にプラス査定になることもあります。点数が多いほど査定額もアップするのが特徴です。
車検がプラス査定に
車検が残っている状態で車を売る方も少なくはないかと思います。実は査定にとってプラス査定になる項目で、一般的に車検が4ヶ月以上残っていると、1点以上加算されるんです。
ただし、車の修理によってクラス分けされており、実際にどのくらい加点されるかは査定してもらうまで分かりません。とはいえ、決してマイナス査定となることはありませんので、車検を理由に減額される可能性はゼロです。残り期間によっては50点(5万円)以上プラスとなるため、残り期間が長いほど査定額に上乗せされます。
ボディの状態
ボディは細かなキズやヘコミもマイナス査定の対象となっています。一方で無傷の場合や、減点の対象となるキズなどが無い場合、逆にプラス査定されます。
しかし、上乗せされる点数は20点から40点ほどが一般的なため、修理をしてから査定に出しても、ほぼ元は取れないので注意しましょう。修理せず、そのままの状態で査定してもらうことが重要です。
プラス査定の装備品
装備品もプラス査定の影響を受けることがあります。特に大きく加点されるのは、カーオーディオやカーナビ、ETC、バックモニター・サイドモニターです。ディーラーの下取りを除き、社外品でもプラス査定の対象となります。
加点幅は装備品のメーカー・状態にもよりますが、数点ほど加点されるのが一般的です。特にオーディオはこだわる方もいるため、高品質なスピーカーを搭載していると数十点プラスになります。また、車種によっては標準搭載されているキーレスシステムもプラス査定になる場合があります。
サンルーフ
サンルーフは比較的珍しい装備ですが、意外と人気は高く、プラス査定になることも多くなっています。特に後から取り付けることが難しい装備のため、サンルーフ取り付け済みの車は50点以上も加点される場合があります。
ただし、年数が経過すると価値が落ちてしまいます。5~6年を経過した車はプラス査定にならないこともあるので注意しましょう。年式が新しい車ほど加点幅も大きくなります。
シートの種類
シートはさまざまな種類がありますが、本革シートはポイントが高めです。通常のシートよりも劣化が激しいというデメリットはあるものの、新車登録から1~2年であれば30点~100点以上の加点が望めます。
ただし、サンルーフと同様に、年数が経つほど価値が落ちますので、5~6年経った車はさほどプラスになりません。また、年数が経っていなくとも、状態によってはマイナス査定となる可能性があります。
タイヤとホイール
車のタイヤとホイールもプラス査定の対象になっています。タイヤは一本ずつ査定され、ホイールは4本まとめて査定されるのが一般的です。タイヤは溝の深さが特に重要で、5ミリ以上残っていると加点対象となります。タイヤが新しいほど良い訳ですね。インチ次第で数点ほど加算されます。
ホイールは新しいほど加点され、インチによっては50点以上のプラスとなります。ただし、年数に大きく左右されるのがネックで、例えば5年以上経過した13~16インチのホイールなどは、ほとんど加点されません。タイヤと同様、年数が大きく影響しています。
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